
Vol.42025
養成校卒業生特集
カイゴのしごとをはじめたきっかけはなんですか
学生時代に学んだこと、もっとやっておけばよかったと思うこと
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もくじindex

特別養護老人ホーム
倉敷シルバーセンター
倉敷シルバーセンター
介護福祉士
磯崎奏(30)さん
特別養護⽼⼈ホーム
かもがわ荘
かもがわ荘
介護福祉士
亀山航汰(24)さん
特別養護⽼⼈ホーム
第3日本原荘
第3日本原荘
介護福祉士
井澤野亜(21)さん
特別養護⽼⼈ホーム
阿知の里
阿知の里
介護福祉士
内田くるみ(27)さん
自己紹介&今のしごとについて
亀山さん
特別養護老人ホームかもがわ荘の亀山です。介護職として、利用者さんの入浴や排泄の介助のほか、行事の計画や書類作成なども担当しています。
内田さん
特別養護老人ホーム阿知の里の内田です。日常の介護業務を中心に、利用者さんの医療依存度が高いことから、他職種と連携し、ご家族とも協力しながらケアを行っています。嗜好調査に基づき、たばこやビール、好きな食べ物を提供するなど、その方に寄り添ったサービスを心がけています。
磯崎さん
特別養護老人ホーム倉敷シルバーセンターの磯崎です。ユニット主任としてチームと協力し、利用者さんが穏やかで健康な日々を過ごせるよう支援しています。
井澤さん
特別養護老人ホーム日本原荘の井澤です。食事、入浴、排泄の介助を主に担当しています。利用者さんとのコミュニケーションを大切にし、気持ちやニーズに寄り添ったケアを心がけています。

カイゴのしごとを始めた
きっかけはなんですか?
亀山さん
高校生のときに老人ホームへボランティアに行ったことがきっかけです。その際、うまくコミュニケーションが取れず悔しい思いをしたことから、福祉に興味を持つようになりました。もっと専門的に学びたいと思い、高齢者福祉の分野で働くことを決意しました。
内田さん
看護の仕事に誇りを持ち、真剣に向き合う母親の姿を見て、自分も人と関わる仕事、人を助ける仕事をしたいと思うようになりました。地元のお年寄りの方と話をすることも好きだったこともあり、介護の道を選びました。
磯崎さん
人を助ける仕事がしたいという思いから、医療や福祉の世界に興味を持ちました。高校卒業時にたくさん考えた結果、高齢化社会で必要とされる介護福祉士を目指すことを決意し、専門学校に入学しました。
井澤さん
母が祖母の介護をしていたので、少しでも母の負担を軽減できるよう、介護技術や知識を学びたいと思ったのがきっかけです。また、中学や高校のボランティア活動で介護施設を訪れた際、多くの方から感謝の言葉をいただいて、より多くの人の役に立ちたいと考えるようになりました。

カイゴのしごとの楽しさ&やりがいを教えて
亀山さん
自分のケアで利用者さんの小さな変化に気づき、それを支援につなげてADL(日常生活動作)が向上したときは本当に嬉しいですね。小さな変化に気づくことが介護士の大切な役割だと思っているので、肌の状態や顔色など細かな変化を見逃さないよう心がけています。現在の様子だけでなく、これまでの生活習慣にも目を向けて新たな支援につなげるのも楽しいです。
内田さん
ご家族と話し合い、利用者さんの望む暮らしを考えたうえで、ビールやたばこなどの楽しみを提供しています。その際の、利用者さんの笑顔や「美味しかった」「ありがとう」の言葉にやりがいを感じます。以前、寝たきりの利用者さんが最後に自宅に帰れたとき、ご家族がすごく喜んでくださったことが印象的でした。
磯崎さん
利用者さんや職員と笑い合う瞬間や、小さなことでも改善できたときにやりがいを感じます。例えば、利用者さんの車椅子の見直しなど、何か課題があるとき、みんなでアイデアを出し合いながら解決方法を見つけるプロセスも楽しいです。
井澤さん
利用者さんから感謝の言葉をいただいたときにやりがいを感じます。コロナ禍で面会ができなかったとき、ご家族から届いた感謝の手紙にも励まされました。利用者さんがささいなことでも笑ってくれたり、名前を覚えてくださったりすると、もっと頑張りたいという思いが湧いてきます。

やっぱり大変なところもあるよね、カイゴのしごと
亀山さん
対人援助職なので、感情のコントロールが求められます。利用者さんが亡くなったときでも業務を進めなければならない点は大変だと感じます。また、自分たちが自信とプロ意識をもって務めるための給与のさらなる改善は期待しています。
内田さん
体力仕事や細かい配慮、感染対策、実習指導など、常にスキルアップが求められる点は大変です。あと私も利用者さんとの別れはつらいですね。業務に追われて悲しむ時間がないこともあります。
磯崎さん
理想と現実のギャップがあるところが大変です。本当はこうしたいと思っても現実的に難しいことや、学校で習ったことだけでは対応しきれないこともあり難しいなと思います。また多職種連携も重要ですが、意見がいつも一致するわけではないため、最善策を探すことがやりがいでもあり大変でもあります。
井澤さん
利用者さんの疾病やニーズがさまざまで、それぞれに合った支援方法を考えるのが難しいです。体調や気分も日々変わるため、その場に合った柔軟な対応も必要です。ユニット内に言葉が話せなかったり耳が聞こえなかったりする方もいるので、声かけに対する反応への理解に努めています。
学生時代に学んだこと、もっとやっておけばよかったと思うこと
亀山さん
学生時代にもっと医療的な知識を深めておけばよかったと思います。特に高齢者に多い糖尿病や心臓病について学んでおくと、利用者さんへの理解が深まります。また、介護は人と関わる仕事なので、学生のうちにバイトをして色んな方と接することで社会経験を積んでおくのも良いと思います。
内田さん
養成校で学んだのは、利用者さんの目線に立って介護すること。これが現場でもすごく役立っています。技術は入職後も身につきますが、声かけは学生時代に学んでおくと良いですね。手際が悪くても、声かけひとつで利用者さんへの印象が全然違うんです。実際、働いている中で、利用者さんから褒めてもらえることもあって、声かけの大切さを感じています。
磯崎さん
実習でいろんな現場を経験することで、知識やスキル、自信を身につけられました。特に、医療的な知識は、看護師や栄養士と一緒に働く中で重要だと実感しています。学生時代も、社会人になってからも勉強は大事だと強く感じています。
井澤さん
介護の基本的な技術や知識はもちろん、実習で利用者さんとの関わり方を学べたことが今の仕事にも活かされています。ただ、介護用語や医療用語をもっと学んでおけば、記録業務にも役立つと思いました。
今後、どうなっていきたいと思っていますか?
亀山さん
僕は将来、ケアマネジャーになりたいと思っています。そのために、まずは実務経験を5年積んで資格取得を目指します。また、社会福祉士の資格と現場経験を活かして、介護現場やご家族に寄り添える生活相談員にもなりたいですね。
内田さん
利用者さんとも密に関わりながら、ケアマネジャーの資格を取って、それを現場で活かしていきたいです。グループのリーダーとして、新人や実習生にも自信を持って指導し、施設をより良くしていける人になりたいと思っています。
磯崎さん
現状維持ではなく、さらに良くするという気持ちを忘れずに、働いていきたいです。ユニットの主任として、みんながついていきたくなるリーダー、憧れられる先輩を目指しています!
井澤さん
まだ介護職員になって2年目なので、さらなる介護スキルの向上と経験を積んでいきたいです。利用者さん一人ひとりに合わせた対応ができる先輩方のように、信頼される職員になりたいと思っています。
これからカイゴのしごとを目指す人へメッセージ
亀山さん
福祉分野は日々研究が進み、新しい福祉用具の開発も進んでいます。知識をアップデートしながら働く姿勢が大事です。学生のうちから新しい情報を取り入れて、自己研鑽を怠らず、質の高い介護を提供できるよう一緒に頑張りましょう!
内田さん
介護は専門職である前に、人との関わりを楽しめることが大事です。人と話すのが好きな方は、すごく力を発揮できると思います。利用者さんの人生に携わる責任ある仕事だからこそ、やりがいも大きいです。
磯崎さん
世間では『大変そう』と思われがちですが、実際は相手の笑顔が見られて自分も笑顔になれる素敵な仕事です。やりがいを感じる瞬間もたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください!
井澤さん
介護はやりがいのある仕事です。大変なこともありますが、利用者さんやご家族から感謝の言葉をいただくと「また頑張ろう」と思えます。私もまだ経験は浅いですが、知識や技術を磨きながら一緒に頑張りましょう!
座談会会場紹介
特別養護老人ホームわかば(仮)
令和8年度に旧小学校跡地を活用し、新たな地域共生施設が誕生します。1階には児童クラブを設置し、子どもたちが宿題や自由な活動を楽しめる空間を提供。2階は地域住民が利用できる公民館スペースとして、ヨガ教室やイベントを開催予定です。地域のお祭りも継承し、世代を超えた交流と笑顔が集まる場所になります。

久米郡美咲町打穴下 412-5